メンテモエンジニアリング

Engineering at Mentemo Inc.

とあるスタートアップが Twitter Spaces からフルタイムエンジニアを採用した話

こちらの記事は三部作です

あけましておめでとうございます。前回前々回とフルタイムエンジニア採用について準備したことを書きました。今回さらに How に落として、どのように採用ターゲットにアクセスし、フルタイムエンジニア採用に至ったかを書くことにします。

サマリ

  • メンテモ初のフルタイムエンジニアは Twitter Spaces 経由で採用しました

そもそもの始まり

昨年8月、弊社では嬉々として採用ページをオープンしたものの、当たり前ですが特になにも反応はなく、実際に露出を高めていく必要性をひしひしと感じていました。採用媒体などはお金も手間もかかるので、資金力とリソースの少ない現フェーズではなかなか検討しづらい状況でした。「お金も手間もかからない、サクッと露出できる方法はあるのか?」と都合の良いことを日々考えている中で、株主であるジェネシア・ベンチャーズの相良さんと吉田(愛)さんとミーティングをしている際にふとこんなアイディアが出てきました。

Twitter Spaces でクルマxエンジニアトークをしたらいいのでは?

当時、Clubhouse が流行った後で Twitter Spaces が追従して公開されてしばらく経ったくらいの時期でした。サービスが公開されて間もなかったこともあり、フォロー中のユーザが Spaces の部屋を立てるとプッシュ通知が送られる仕様があります。Twitter が力を入れて伸ばしていくフェーズだということもあり、インプレッションをかんたんに集められるかもという淡い下心を抱きながら技術顧問の田籠さんに相談することに。

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ミーティング後に田籠さんに連絡をした際の Slack

田籠さんに快諾(?)いただき、実際にアジェンダを詰めていきました。タイトルからセッションの内容、実際にどのような進め方にするかを主に田籠さんが考えてくださり、8/12 (木) の 20:30 - 実際に Spaces を開始。

まさかの結果に...

結果、アクティブに聞いてくださっている方が常に25人くらいいらっしゃる大盛況ぶりで、予定していた1時間を少しはみ出るくらいの話をして閉じることになりました。前半はクルマについての与太話、後半はメンテモのエンジニアリングについての話という構成に。最後は「メンテモの SO プールは 15% ですよ!」という田籠さんのメンテモ一押しポイントの紹介で締まりました。

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Spaces が閉じた後、エンジニアの方数名からちらほらフォローを頂きました。注目すべきはなんと、DM が2件来たことです。まずはカジュアル面談から、ということで面談プロセスに進みました。

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DM を報告した際の Slack

祝!採用

この後も順調に面談プロセスを進み、遂に1名のフルタイムエンジニア採用に繋がりました。クルマxエンジニアリングという文脈でトークしていた甲斐もあり、アバルト124スパイダーに乗るクルマ好きのエンジニアの方にジョインしていただくことに。思ってもいない結果になり、田籠さん含めメンテモ一同、本当に驚きました。

良かったこと

クルマ、という熱狂的なファンの多いドメインxソーシャルと相性の良いエンジニアという職種の組み合わせがきれいにワークしたことが今回の結果に繋がったと考えています。また、当初の目論見通りリリースされてから日の浅いサービスを使うことで、インプレッションを容易に集めることができました (後日談ですが、採用に至った方は田籠さんが Spaces を始めました、という通知をフックに聞き始めたそうです)。再現性のある手法かはわかりませんが、とにかくメンテモにとっては思ってもみない結果になりました。

余談...

Spaces のアーカイブは残らないので書き起こしを考えている方はきちんと録音をするように...

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ところで

メンテモは絶賛採用中です。もし少しでも興味を持っていただけましたら、ぜひ以下リンクをご覧ください。

open.talentio.com

こちらの記事は三部作です